診断

検査が大切|初期のうちから治療できれば癌は怖くない

見つかりにくい大腸のがん

相談

女性に多い大腸のがん

私たちが食べたものは食道から胃、小腸を通過してそこから水分が吸収され便として排出されます。大腸がんの発生は正常組織に腺腫が出来、それががんに進展していくものと、正常組織に何らかの要因が起き、大腸がんになるものがあります。また大腸がんでは年一回の健康診断などで精密検査が必要と言われても放置する人が多く、非常に低い受診率も問題とされています。大腸がんは早期では特徴的な自覚症状がありません。しかしがんが進行すると下腹部が張り便秘と下痢を繰り返したり、一部にしこりや血便がみられます。排便時に出血がみられると多くの人は痔と疑いますが、直腸からの出血で便が赤色の場合は要注意です。この症状が繰り返すとかなりがんが進行しているのですぐに便潜血検査を受けましょう。

早期発見するために

大腸がんは便秘がちの女性に最も多いがんといわれており、50歳以降は無症状でもポリープが出来る確率が増えてくるため、定期的に大腸内視鏡検査を受けることが大切です。現在の大腸内視境検査では以前の検査よりもループの直径が細く、素材も柔らかい物を用いているので挿入時の痛みが軽減されています。画像の技術も向上し、大腸の粘膜を特殊な薬剤で染色することで良性や悪性、がんの浸潤の有無、リンパ転移について診断することが出来るようになりました。進行した大腸がんの治療は主に外科治療になります。初期のものは内視鏡治療で、肛門から大腸内視鏡を挿入してがんなどの病巣を切除します。切除不能ながんには科学療法と補助放射線療法があります。治療は完全に完治することを目指すので、がんを切除できるか、また転移してないかが治療法選択の重要な要因です。